トピックス
- 2009年09月01日
- 海外調査の重要性①
近年、海外における知財訴訟の件数とその損害賠償額が増加していることから、海外における製品販売前の侵害性調査は必須となってきています。
特に中国での特許訴訟の件数は年間約4,000件とも言われており、既に米国(約3,000件)や日本(約500件)を超えていることから、訴訟回避や海外での製品販売ができなくなることを防ぐためにも事前の調査は非常に重要です。
実際に弊社が調査した結果、侵害可能性がある海外特許/意匠が発見された場合には、侵害回避を目的とした製品の設計変更を行った上で海外に販売されるケースもございます。
又、今後は中国を始めとするBRICs等の新興国における知財訴訟件数、出願件数が一層増加することが予測されるため、弊社では日々優秀な海外代理人の模索・選定を行い、侵害訴訟の現状や、法改正等の情報交換を代理人と行っております。
次回は、弊社が行う『海外調査のポイント』をご紹介いたします。
株式会社ネットス
国際部マネージャー
藤本 周一