お知らせ
- 2011年09月15日
- 意匠セミナー(東京)開催報告
9月13日に行われた東京PBSの第二部で『意匠権侵害調査とその調査分類の特定法』の講師を務めさせて頂きました。
当日は多数の方々にご参加頂きまして、誠にありがとうございました。
今回は意匠分類を特定するために必要なStepとして、
1.意匠に係る物品(用途・機能・使用状態を考察する)
2.創作のポイント(特徴のとらえ方で分類は変わる)
3.予備調査 (下調べに時間を費やすことが重要)
4.意匠分類の確認(意匠ならではの分類のとらえ方)
①類似範囲 (類似を網羅した分類の選択方法)
②分類の定義(知財の言葉から分類の言葉へ変換する)
5.調査範囲の設計(効率的な調査範囲のとらえ方)
の順で説明いたしました。
何れのStepが欠けても調査で漏れる可能性があることを、多数の事例と共に紹介させて頂きました。
サーチャーにとって、漏れに陥る様々なケースとその要因を事前に予測しておくことは、実務における漏れのリスクを回避するための手段であると考えております。
今回のセミナーが皆様のお役に立てれば幸いです。
また、セミナーにご参加頂けなかった方々には、別途ご説明の機会も予定しておりますので、弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。
株式会社ネットス
調査部(意匠担当)
村田 元