トピックス
- 2010年11月01日
- 特許情報解析の事前準備と作成のポイント②
特許マップの作成の手順は、調査範囲の決定→技術の分類わけ項目の設定→閲覧による必要な資料の抽出と分類分け→集まった資料の解析とマップ化、です。
いずれの手順も目的、仮説、ゴールとの“整合性”が成果を上げるポイントになります。
例えば、「適切な母集団ができているか?(分野、件数、期間)」「必要な技術項目「構成(モノ、方法)」「課題」「用途」は何か?」「公報の読み込むべき箇所はどこか?(請求項、課題目的、実施例など)」と問いかけて確認します。
代表的なアウトプットの形は、技術トレンドの予測には時系列でまとめる、構成の関連性の解析には縦軸と横軸の組合せによるマトリックス表、代替技術や新規参入の発見には課題と解決手段(発明のポイント)のマトリックス化などがあり、ネットスではご要望に応じてほぼオーダーメードの特許マップを作成しています。
株式会社ネットス
知財戦略部サブマネージャー
斎藤 綾